会長挨拶

第61回日本糖尿病学会関東甲信越地方会会長を仰せつかりました埼玉医科大学内分泌糖尿病内科の島田朗でございます。「糖尿病の多様性にどう対処するか」をテーマとし、パシフィコ横浜会議センターにて開催致します。

本地方会会期の2024年1月ころには、新型コロナウイルス感染症も落ち着いていることと信じておりますが、コロナ禍で汎用されるようになったネットシステムの良いところは継続し、現地開催を軸としつつも、ウェブでの参加も可能とするいわゆるハイブリッド開催を採用する予定です。

私どもの教室のモットーは、「リサーチセンスを有する優れた臨床医の育成」でありますが、この学会においても若い世代の研究マインドを啓発する取り組みを企画致します。

また、テーマにも掲げておりますが、昨今その重要性が叫ばれている「多様性」に配慮した取り組みも致します。

さらには、私がライフワークとしてきた「１型糖尿病」の基礎から臨床までを討論するシンポジウムも会長特別企画として検討しております。

2023年度は、私自身、日本糖尿病学会関東甲信越支部の支部長としても、その役割の最終年度であり、これまでの経験を生かし、全力で実りある会となるよう努める所存です。

一人でも多くの皆様のご参集をお待ちしております。

2023年2月吉日